車に積んでないと違反になる物やいざというとき積んであると便利なものリスト
車を公道で運転する際には必ず積んでおかなければならない物がありますが、車の購入時点で最初から装備されているのであまり意識していない方も多いのではないでしょうか?
今一度、車に積んでおかなければいけないものや、いざという時にあると助かるものなどクルマの装備品を確認してみましょう。
新車購入時に装備されている積んでおかねければ違反となる物
車を公道で走らせる際に、必ず積んでおかなければならないものは実はあまり多くありません。
- 自動車検査証(車検証)と検査標章の表示
- 自賠責保険の証書(自動車損害賠償責任保険証明書)
- 発炎筒
この3種類は必ず車に装備しておかなければ違反となります。(発炎筒は有効期限があるので注意が必要です)
また、運転免許を取得して1年未満のドライバーが運転する場合は、初心者マーク(若葉マーク)を車両の前後のみやすい部分に付けることが義務付けられています。
新車購入時の装備されているもの中に、スペアタイヤや車載工具などもありますが、これらは積載していなくても違反にはなりません。
しかし、万が一パンクなどでタイヤ交換が必要になった際に、積んで無いと困りますのでよほどの事が無い限り積んでおくべきですね。
三角表示板は標準装備ではないが高速道路を走るなら積んでおくべき
三角表示板は新車購入時にオプションで取り付けることができます。
しかし、購入時に付けない方も意外といるようです。
三角標示板を積んでいなくても違反になりませんし車検も問題なく通りますが、高速道路上で駐停車する場合は三角表示板を使って後続車に表示する義務があり、これを怠ると違反となります。
(普通自動車で反則金6,000円、違反点数は1点加点されます)
下道(一般道路)しか走らないのであれば必要ないと思われるかもしれませんが、これは積んでおくべきと私は個人的に思います。
例えば、一般道でも見通しの悪いカーブの先で車が故障したり事故で停止してしまった場合、後続車が避けきれずに激突してくる可能性も考えられます。
事故が起きた後の二次災害を防ぐためにもぜひ装備してください。
違反にはならないが車に積んでおくと良いおすすめアイテム
ドライブや帰省などで車で出かける際に、なにかトラブルになったときに対応できるように車に積んでおきたいアイテムを紹介します。
1、ブースターケーブル
意外と多いトラブルの一つがバッテリー上がりです。
駐車した際に、ハザードランプをつけっぱなしにしてしまったり、ライトやポジションランプをつけっぱなしにしてしている車を見かけたことはありませんんか?
短時間であればバッテリーが上がってしまうことはありませんが、数時間もするとエンジンがかからなくなってしまいます。
そこで必要になってくるのがブースターケーブルです。
自分はそんなミスはしない!という方も、万が一のことがあるので積んでおくのをおすすめします。また、バッテリーが上がって困ってる人を助けることもできますから積んでおいて損はないでしょう。
2、緊急脱出用ツール
緊急脱出ツールは、シートベルトを切断したり窓ガラスを割って脱出するための道具です。
事故でシートベルトのバックルが壊れたり、シートベルトがどこかに挟まって外せなくなってしまった時にツールのカッターでシートベルトを切断できます。
窓ガラスを割らなければならないときというのは、事故でドアが壊れて開かないときや電装系が故障して窓が開かなくなってしまったときや、洪水や転落等で車が水没しそうな時にパワーウインドウが作動しなかった場合などの時に脱出するために使います。
緊急事態の時に命に係わることですから、車に積んでおくことをおすすめします。
3、牽引ロープ
牽引ロープはそれほど重要ではありませんが私は常に車に積んであります。
実際車がトラブったときは、JAFや自動車保険のロードサービスがあるので牽引ロープを使うことはあまりないかもしれませんが、万が一ガス欠してしまったとき、事故に遭遇した時などに救援車に引っ張ってもらうことができます。
先日、牽引ロープを使う機会がありました。軽自動車が単独事故を起こした直後に通りかかりました。
ガードレールにぶつかって車線を完全にふさぐ形で停止していたので、積んであった牽引ロープを使って私の車で事故車を引っ張って移動させて後続車が通れるようにしました。
こういったときにも役立つので積んであった良かったなと思いました。
4、携帯用トイレ(おまけ)
今まで携帯用トイレを使用したことはありませんが、限界まで我慢した経験があります(笑)
高速道路での事故渋滞に巻き込まれたときに、もようしてきたら最悪ですよね!
大抵の場合はなんとか我慢して乗り切るんですが、限界を超えそうな時にあると助かるグッズです。
車に積むのが義務となっているもの、積んでおくと良いものをピックアップしました
積まなくても違反にならないものは、主に緊急時に使うものです。
普段は必要性を感じませんがいざいう時にあると助かるものですから、三角標示板・ブースターケーブル・緊急脱出用ツールはぜひ装備していただければと思います。