【東京で導入の可搬式オービス】狭い道路でも取り締まり可能
持ち運びが可能で、狭い道路でも運用できる新型の速度違反取り締まり装置が東京都内で12日から導入されたというニュースがでていました。
警視庁によりますと、12日から導入された「可搬式オービス」は小型で1人でも持ち運ぶことができ、狭い生活道路などにも設置できるということです。内蔵されたカメラとレーザーで車の速度と運転手の顔などを確認します。亀有警察署・木下薫交通課長:「住民要望の高い生活道路や通学路での取り締まりができるようになります」警視庁は今後、台数を増やして小学校の通学路や高齢者が多く利用する道路などでの取り締まりを強化したいとしています。
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この小型で一人でも持ち運ぶことができる可搬式オービスについては、結構前から話題になっていました。
警視庁によると可搬式オービスは内蔵されたカメラとレーザーで速度やドライバーの顔を確認できるようです。
可搬式オービスは、今まで取り締まりがほとんどできなかった生活道路や子供が学校に通う際に利用する通学でも取り締まりができるということです。
ゾーン30などに指定された30km/h制限の道路や通学路でも異常なスピードで走っていく車を何度も見かけたことがあるので、このような可搬式オービスによる速度取り締まりは地域の方には安心でしょう。
可搬式オービスはすでに取り締まりに使われてる?
東京都での運用は7月12日からとのことですが、他の県ではすでに運用されているようです。
埼玉県や岩手県での目撃情報や導入の報告があります。
本日の夕方、盛岡市内の通学路で可搬式速度違反自動取締装置による取締りを行いました。
今後も通学路や生活道路等を中心に取締りを行いますので、ドライバーの方はスピードを落とし、歩行者等の安全確保にご協力願います。 pic.twitter.com/FhxXSI5y1h— 岩手県警察交通部【公式】 (@IP_koutuu) 2018年4月27日
取り締まりの際は、手前での取り締まり中の告知はあるようです。(愛知県の様子)
可搬式オービス(移動式オービス)はレーダーに反応する?
オービスの取り締まりの方式として、レーダー式やレーザー式といったものがあります。
カー用品店で売っているレーダー探知機は従来からあるレーダータイプであれば、探知機が反応することができますが、今回東京都で導入されたオービスのタイプはレーザー式のようです。
レーザー式のオービスの場合はレーダー探知機には反応しないので、「レーダー探知機が反応しないから大丈夫」と油断して速度違反で移動式オービスの前を通過したら「御用」となります。
捕まらないためには、速度違反をしないこと!
まぁ当然ですが、これしかありませんね。
通学路や車道と歩道の間にガードレールがない危険な道路などは、取り締まりのあり・なしに関わらず、「特に」制限速度内で安全に走ってください。
可搬式(移動式)オービスの速度取り締まりの是非について
このような神出鬼没の可搬式オービスの取り締まり方法については色々な意見がありますが、おおむね生活道路での取り締まりや通学路での取り締まりには肯定派が多いようですね。
しかし、中には普段からスピードを出して走っていると思われる人の「物事のすり替え」の意見も結構あります。
可搬式オービスの是非ではなく、道路に則した制限速度にしてくれ!とか、速度取り締まりで事故が減るの?とか・・・
このようなコメントを書いてしまうの方は、常習的に制限速度を無視してるんだろうな・・と感じます。
私の意見としては、通学路や30km/h制限の道路での移動式オービスでの取り締まりは肯定派です。じゃんじゃんやってほしいと思います。
安全運転をして無事故でいきましょう!