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ファミリーバイク特約とバイク保険を比較したらどっちの保険料が安い?

2022年5月10日

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自動車保険にある特約のひとつ「ファミリーバイク特約」は125cc以下のバイクに乗るなら入ったほうが断然お得!と言われているおすすめの特約です。

原付バイクがあるお宅や息子さんや娘さんが16歳になって原付免許を取得した・・なんていうご家庭では「バイクの保険どうしようか?」なんて考えているかもしれません。

まさか、原付だから大丈夫!と自賠責保険だけってことはありませんよね??

原付バイクとはいえ、相手に大ケガをさせてしまったり、高級車に激突してしまったりして高額な損害賠償を請求されることもあります。

ご存知かもしれませんが自賠責保険では、限られた金額の対人賠償しか補償されません。

相手の車やその他損害についてはバイク保険(任意保険)か自動車保険のファミリーバイク特約でカバーするしかありません。万が一の高額賠償に備えてバイクの事故もカバーできる保険に入っておきましょう。

そもそもファミリーバイク特約ってなに?
っていう疑問からバイク保険にに入った場合との比較もしながら解説しますね!
家に原付バイクのある方は必見の内容です!

ファミリーバイク特約の補償内容や補償範囲について

自動車保険に任意で付加できるファミリーバイク特約の補償内容や補償範囲を含め保険契約車にとってとても良心的です。

保険が適用できるファミリーバイクの定義はこのようになっています。

  • 原動機の総排気量が125cc以下または定格出力が1.00キロワット以下の二輪車(側車付二輪を除く)
  • 総排気量50cc以下の三輪以上の車

基本的な賠償範囲は、自動車保険で契約している対人賠償、対物賠償と同じです。

保険会社によって違うところは、自損事故(自身のケガや死亡)や人身傷害保険を付けれられたりと自身の体の損害補償を手厚くできるところもあります。(ファミリーバイクの車両保険は補償範囲外)

ファミリーバイク特約の補償範囲

相手を死亡またはケガをさせた 補償されます
相手の車や物を壊した 補償されます
自分がケガまたは死亡した 補償されます*1
自分のバイクが壊れた 補償されません

*1三井ダイレクト損保のファミリーバイク特約は賠償のみタイプを選ぶことで自分のケガ・死亡保障を外すことができます。

自分のケガまた死亡補償には、「自損事故タイプ」と「人身傷害タイプ」の2種類があります。

ファミリーバイク特約で補償される保険金額は加入している車の任意保険の金額と同じです。例えば、車の保険で対人賠償が無制限の契約であればバイクで事故をした場合も対人無制限です。

ファミリーバイク特約のさらに良いところは、特約を使用し保険を使っても自動車保険の等級が下がらないという点です。あくまでも、「特約」なのでメインの契約自動車での事故による保険金請求ではないので、等級に影響がないということになっています。

バイク保険だったら対人賠償や対物賠償を使ったら、保険の等級が下がっちゃうヨ!

バイク保険(二輪車の任意保険)とファミリーバイク特約の保険料の違いについて

125cc以下のバイクや50ccの原付バイクの場合、バイク保険にするかクルマの保険のファミリーバイク特約を付けるかの悩みどころはやはり保険料の掛け金ですよね?

まず見積を取らなくても確実に保険料が安くなるパターンがあります。
それはファミリーバイク特約の対象になるバイクを2台以上所有している場合です。

バイク保険に加入する場合は、1台ずつ保険の契約をする必要があるので、単純にバイクの所有台数分の保険料がかかることになります。

しかし、ファミリーバイク特約の場合はバイクが何台あっても1つの特約でカバーできます。また、同居の家族が他人のバイクで事故に遭った場合でも補償されるので安心です。

家に2台以上125cc以下の原付バイクがある場合はファミリーバイク保険のほうが断然お得です!

ファミリーバイク特約とバイク保険の保険料を比較

ファミリーバイク特約のほうがバイク保険に加入するより安いとは聞くけど、どのくらい安いの?っていう疑問はありますよね。

そこで、実際に見積をしてみました。(参考:2017年に見積り)

◎三井ダイレクト損保のバイク保険の保険料の目安

  • 排気量:125cc以下
  • 担保年齢:全年齢対象(16歳以上対象)
  • ノンフリート等級:6等級(A)
  • 対人賠償保険:無制限
  • 対物賠償保険:1,000万円
  • 搭自乗者傷害保険:200万円 (一時金払)
  • 自損事故傷害特約:死亡1,500万円 後遺障害 2,000万円

★年間保険料
対人・対物・自損タイプ:47,920円
人身傷害保険(特約)追加の場合:92,170円

結構高いですね・・・
ちなみに、年齢条件(21歳以上のみ適用)を付けるとどれくらい安くなるかというと・・・

・対人・対物・自損タイプ:24,390円
・人身傷害保険(特約)追加の場合:60,030円

さらに無事故で継続して最高の20等級になった場合は・・・

対人・対物・自損タイプ:8,020円
人身傷害保険(特約)追加の場合:20,940円
(*保険料はすべてインターネット契約割引3,000円適用後の保険料です)

バイク保険って年齢が若い場合や特約割引がない新規の場合は結構高いですよね。

さて、ファミリーバイク特約の場合はどうなるでしょうか?

2018年の4月24日までの契約中で、2017年10月24日にファミリーバイク特約を付けた場合の見積もりを契約者ホームーページで見積してみました。

契約の残り日数がちょうど半年なので、単純に追加保険料を2倍すればほぼ間違いないでしょう。

ファミリーバイク特約を追加!人身傷害ありタイプ
追加保険料 11,510円(契約途中からの追加なので約半年分です)
(年間に換算すると2倍と換算し、約23,020円

ということは、バイク保険を契約して20等級までいけばファミリーバイク特約より若干安くなるという計算になります。

でもこの保険料になるまでには、新規でバイク保険を契約して仮に無事故で保険を使わずに毎年(14年くらい!?)等級を上げ続けないと到達できないので、いかにファミリーバイク特約がお得かがわかると思います。

バイク保険の年間保険料や自動車保険のファミリーバイク特約は保険会社によっても価格に差がありますので、
バイク保険の見積もりとファミリーバイク特約を付けた場合の保険料のアップ分を比較してみてください。

ファミリーバイク特約とバイク保険はどちらがお得!?のまとめ

◎ファミリーバイク特約のまとめ

  • 125cc以下のバイクが2台以上なら迷わずファミリーバイク特約がお得(ただ車両保険はつかない)
  • すでにバイク保険に加入していて、高い等級になっているなら、バイク保険のほうが安い可能性がある(要見積でチェック!)
  • 自動車保険のファミリーバイク特約なら事故で保険を使っても保険の等級は下がらない!
  • 同居の家族等(保険適用範囲の人)なら他人のバイクに乗っていて事故に遭ってもファミリーバイク特約を使用できる!

ちなみに・・・自動車保険の契約が本人限定や30歳以上担保など年齢条件がついていても大丈夫!!(例えば、保険の契約運転者が30歳以上で本人限定でも、ファミリーバイク特約を付けておけば息子さんや娘さんが原付で事故に遭っても保険は使えます!)

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