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なんで左足ブレーキを使わないの?危険?AT車の左足ブレーキのメリットや実用的な使い方まとめ

投稿日:2018年7月1日 更新日:

今や新車の98%程度はAT車といわれている時代ですが、いまだにアクセルとブレーキは右足!っていうのが当たり前になっていて、教習所でもそう教えています。

足が2本あってペダルが2個なのに、なぜ右足だけで操作するのが普通なの?って疑問を持っている方も多少はいると思います。

 
◎カートは右足アクセル・左足ブレーキだけど・・・
カート

ただ、レースやレーシングカートのように、いつでも右足アクセル、左足ブレーキでの操作をするというのは私もおすすめしませんし、逆にデメリットも多いと思います。

デメリットというのは、走行中常に左足をブレーキペダルにのせて走ってしまうケースや足先を浮かせていつでも踏む準備をしてるような状態では足首が疲れてしまうといったケース。

また、デメリットではありませんが左足をフットレストに置いておいた場合でも危険回避のブレーキを踏む際には、フットレストからブレーキペダルに踏み変える動作をするので、右足でブレーキを踏む動作と時間的には変わらないといったことも挙げられます。

ポイント


私が左足ブレーキを使うべき!と考えているのはこういった走行中の場面ではありません。

 
むしろ走行中に減速したり、停止する場合には右足ブレーキで良いと考えています。

 
そこで今回は私が思う「左足でブレーキを使うと便利でスマートな運転」ができる実用的な場面を紹介します。

上手に左足ブレーキを使うことで、今までガクガクとぎこちない運転だったのが、とてもスムーズで上手な運転になるので同乗者の人にも不安を与えない上級者ドライバーになれますよ。



 

AT車の左足ブレーキはこんな場面で使うとスムーズで安全!

AT車
AT車で左足ブレーキを使う場面はすごく低速で車を動かす場面で多く発生します。

それは、右足をアクセルからブレーキに素早く踏み変えなければならないような場面、または逆にブレーキから素早くアクセルにに踏み変えなければならない場面です。

つまり「ペダルの踏み変えにタイムラグ」が生じると車の動きがぎくしゃくしてしまうような場面です。

それでは具体的な例を見ていきましょう。

 

ちょっとだけ動かしてすぐ止めたいときは左足ブレーキが便利

コインパーキング
みなさんはコインパーキングでフラップをゆっくり乗り越えるときに、ジワリとアクセル操作をしても乗り越えられないときなど一瞬だけアクセルを大きく開けて、フラップを乗り越えたらすぐブレーキを踏んで止まるといった経験はありませんか?

特に軽自動車などタイヤの外径が小さい車だとちょとした段差をゆっくり乗り越えにくい場合が多いですよね。

一瞬アクセルをふかして、すぐブレーキ!ってなると車がガクンガクンとした動きでちょっとカッコ悪いww

 
このような場合に左足ブレーキを使うとスムーズにフラップなどの段差を乗り越えられます。

ポイント

タイヤがフラップ等段差に差し掛かって上れずに止まってしまったら、左足で軽くブレーキをかけます。
そのまま右足でアクセルを徐々に開けていき、タイヤに駆動が伝わって動き出しそうになったら徐々に左足のブレーキを緩めます。

徐々にブレーキを緩めることで、いきなり車が動き出すことはなくゆっくりと段差を超えられますので、段差を越えたところで緩めたブレーキ踏み、アクセルを離せばスムーズに車は停止します。

 

傾斜のついたところにクルマを止めるときは左足ブレーキが役立つ

駐車

車を止めたい場所がやや登り坂になっているときに、停めたい位置に微調整するのを難しく感じたことはありませんか?

ほんの数十センチ進ませたいけど、登りでクリープ現象では進まないので、アクセルをちょっとだけ踏んで動かしたいけど踏みすぎると壁などにぶつかってしまうような場面を想像してください。このような場面では、坂道なので右足はブレーキを踏んでいます。

ちょっと進ませるために右足を素早く動かしてアクセルを踏み込みます。

この時アクセルの踏み具合が強すぎると急発進して危険ですし、踏みが足りないとその場に止まったままか、傾斜がきついと車は下がってしまいます。

 
そのような時に左足ブレーキが役に立ちます。

 
あらかじめ左足でブレーキを踏んで車を止めておきます。その状態で右足でアクセルを徐々に開けていき駆動力が伝わったら左足のブレーキを少しずつ緩めてゆけば、ゆっくりと安全に動かしたい距離だけ車を動かすことができます。

ポイント

これを右足だけでできたとしても、ブレーキからアクセルに素早く移し替えて行うので車がギクシャクしてしまいますし、アクセル開度も一発で決めないとうまくできないので難易度は高くなりますね。

 

見通しの悪い交差点は左足ブレーキが安全

見通しの悪い交差点
住宅街や路地など信号機がない小さな交差点を通過したり右左折する際に左足でブレーキを操作できれば安全性が高くなります。

 
安全確認のために一時停止をしゆっくりと交差点を通過しようとしているような場面で、「よし来てない!」と確認していざ発進しようとした際に死角から歩行者や自転車が急に出てきてしまったり、見落としていたい場合など、すぐブレーキをかけて停まりますよね?

 

ポイント

その時、左足でブレーキ操作していたなら、アクセルからブレーキに右足を移すわずかな時間ですがタイムラグが無くすぐ止まることができます。

また、応用技として上り坂の交差点でジワジワ進まなければ確認できない場合でも、左足ブレーキを踏みながらアクセル操作をすることでスムーズに車を動かせます。

 

AT車の左足ブレーキを使う場面はMT車のサイドブレーキを使う場面と共通点が多い

サイドブレーキ
AT車の左足ブレーキを使うと便利&安全な場面をいくつか紹介してきましたが、実はこれ・・・MT車でサイドブレーキを使うと便利な場面と共通する点が多いんです。(傾斜が付いた坂道での発進など・・)

 

MT車の場合、左足でクラッチ操作をしてるので、右足はブレーキかアクセルどちらか一方しか踏めません。(無理やり両方踏むことは可能ですが・・)

MT車は車を発進させる際に左足でクラッチを踏み右足をブレーキから話した瞬間は車を止めておくことができません。

その状態だと急な坂道ではズルズルと坂を下っていってしまうので、サイドブレーキを引くことで車を止めておけます。

坂道発進する際は、サイドブレーキを効かせた状態でアクセルを開けながら半クラッチで駆動力を徐々に伝えてゆき、駆動力が伝わったのを確認したらサイドブレーキを解除します。

 

ポイント

AT車の場合はクラッチがありませんので、サイドブレーキの代わりに左足でブレーキを使うといった技が使えるので坂道発進はMTよりはカンタンですね。

もちろん、AT車でも左足ブレーキの代わりにサイドブレーキを使うことでも同じように機能します。

 

AT車の「発進時は左足ブレーキ」を徹底すれば事故が減る!?

AT車といえばアクセルとブレーキの踏み間違い事故が多く報道されて問題になっていますよね。

まだマニュアルのクルマしかない時代にはほとんど聞かなかった事故です。

これは、高齢者ドライバーが多いことから、判断力の低下から引き起こされる事故だといったことも指摘されていますが、私は構造的な問題と操作的な問題があると考えています。

構造的な問題というのは、動力と駆動を瞬時に切り離すことができないこと。つまりクラッチがないことです。

クラッチがあれば、(例えば意図しない急加速など)車が異常な動きをしたら反射的にクラッチを切ることで動力と駆動を一瞬で切り離せます。

しかしATの場合は動力と駆動を切り離すことはできません。

注意ポイント

踏み間違い以外でもアクセルが何かに引っかかって戻らなくなってしまうなどの想定外のことがあってもクラッチがあれば暴走を止めることができます。
(ブレーキだけで止めるのは難しい。たとえ止められても止まるまでにかなりの距離が必要になってしまいます)

操作的な問題としては、やはり常に右足だけでアクセルとブレーキを操作するのが常識化していることです。

構造的な問題はもはや解決できませんが、操作的な問題は意識して改善することができます。

 

AT車の踏み間違い事故は発進時や車庫入れ時に起きやすい

アクセルとブレーキの踏み間違い事故は、車が停止状態からの発進時や車庫入れなど極低速で走行中に起きていることがほとんどではないでしょうか?

アクセルとブレーキの踏み間違い事故のニュースを見ていると、コンビニなどの車庫入れの時や施設から道路に出る際など極低速で運転しているときに多い気がしませんか?

コンビニエンス駐車場

これを防ぐには、車を発進させたりブレーキとアクセルを交互に操作する必要がある時(駐車など)には、左足はブレーキ右足はアクセルで操作する!という操作方法を徹底すれば多くの踏み間違い事故をかなり防げるのでは?と考えています。

みなさんはどう思いますか?

 

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