タイヤの寿命は何年?製造年月の見方と交換時期の目安について
タイヤの寿命は製造から何年くらいが目安?
タイヤを使用できる年数(寿命)は国内の主なメーカーのHPでは「5年たったら点検 10年以上の経過で交換が望ましい」との記述があります。(外観上問題がなく、溝も1.6mm以上ある場合)
- ヨコハマ
http://www.yokohamatire.jp/check-de-smile/expire/index.html - ブリヂストン
https://tire.bridgestone.co.jp/about/maintenance/long-term-tire/index.html - ダンロップ
https://tyre.dunlop.co.jp/tyre/products/tyrecheck/check.html - トーヨータイヤ
http://toyotires.jp/faq/tire/s_tire_14.html - ファルケン
https://www.falken.co.jp/safedriving/
実際には使用条件や保管状態によって左右されますが、早ければおおむね5年くらいが寿命になることもあります。
タイヤの見た目が良い状態でも、長くても10年経過を目安にタイヤ交換したほうが良いといえますね。
劣化したタイヤは事故につながり非常に危険です。
タイヤの外観上、傷やひび割れ等のダメージが無くタイヤの溝が1.6mm以上あるタイヤでも、経年劣化したタイヤは寿命と考えて交換しましょう。
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タイヤの製造年月の見方
タイヤの寿命がわかっても、いつ製造されたかわからなければ寿命が来たかどうかの判断ができません。
そこでタイヤの製造年月の見方を伝授!(「伝授!」というほどのことではありませんがw)
実はタイヤの側面に製造年月がわかる表示があります。
この表示は何年の何週目ということを表示しています。
画像のタイヤは0317と書いてあるので、03は3週目、17は2017年という意味です。
つまり2017年の3週目(1月)に製造されたことになります。
ぜひ覚えておきましょう!
タイヤの交換時期の目安
タイヤの交換時期の目安はタイヤのすり減り具合と製造されてからの年数で判断するほか外観上の劣化でも判断します。
タイヤの溝の残り具合で判断
新品タイヤの溝はおおむね8mm前後です。(タイヤメーカーやタイヤの種類によって異なります)
溝の深さが1.6mm以下に達したらタイヤの交換時期となります。
タイヤの溝の深さの点検はとても簡単です。
タイヤの側面(ショルダー部)に小さな△のマークがついています。
その△マークの所のトレッド面にスリップサイン(溝が少し盛り上がった部分)があります。
この盛り上がりが1.6mmとなっているので、タイヤのトレッド面とスリップサインが同じ高さになると交換する目安となります。
ちなみにスタッドレスタイヤには、スリップサインが2段階あります。
一つ目はタイヤの摩耗が半分くらいになると出てきます。この浅いスリップサインはスタッドレスの性能を維持できる溝の深さを表示しています。
二つ目のスリップサインは通常のタイヤと同じくタイヤとしての使用限界を示すスリップサインです。
製造からの年数でタイヤの寿命を判断する
タイヤの溝がいくら残っていたとしてもタイヤの原料であるゴムは経年劣化していきます。
前項で解説した通り、タイヤメーカの推奨通り製造から5年経過したら点検を行い、劣化が進んでいれば交換。長くても10年経過したら交換と覚えておきましょう。
タイヤのひび割れや傷等でタイヤの寿命を判断する
タイヤの溝がまだ十分であったり、製造からそれほど年数が経過していなくても、外観上で劣化が進んでいたら安全のために早めにタイヤ交換しましょう。
特に危険なのはタイヤ側面のヒビ割れや傷・亀裂等です。
タイヤ側面のダメージは放置していると走行中にバーストを起こす危険があります。日常点検で注意してみるようにしましょう。
またタイヤに異物が刺さっていたり、溝に石などが挟まっていないかどうかなども点検しましょう。
物がタイヤに刺さったり挟まったりすると走行中に「カチカチ」とタイヤの回転に合わせて音がすることがあります。
音に気が付いたら点検してみください。
タイヤの寿命を延ばす方法
タイヤの寿命を延ばす方法を「摩耗」と「経年劣化」の点から見ていきましょう。
タイヤはちょっとしたことを意識するだけで無駄な摩耗を防ぐことがきます。また、タイヤを保管(夏の間にスタッドレスタイヤを保管する際や冬場にサマータイヤを保管)する際の参考にしてください。
タイヤの異常な摩耗を防ぐ方法や運転技術
ハンドルを据え切りをしない
車が停止した状態でハンドルを切ることを「据え切り」といいます。
据え切りはタイヤが接地している面だけがズリズリとすり減っていくので摩耗を早めます。
今のクルマはパワーステアリングになっているので停止した状態でハンドルを切ってもタイヤの摩擦を感じることが少なく簡単にハンドルを回せますが、昔のクルマは「重ステ」といってパワーアシストがなかったので、停止したままハンドルを切るのはとても力が必要でした。
それだけ地面とタイヤの摩擦が大きいということですね。
適正な空気圧を維持する
タイヤの空気圧が減った状態で走行するとタイヤがたわみやすくなり、路面との接地面積が増えてくるため摩耗しやすくなります。
また、空気圧不足で高速走行をすると「スタンディングウェーブ現象」が起こりタイヤが異常発熱して、タイヤバーストを起こす危険性があります。
適正な空気圧管理はタイヤの寿命を延ばすだけでなく、安全に走行するためにもとても大切なので運行前点検はもちろんガソリンスタンドで給油するときなどこまめにチェックするようにしましょう。
◎適正空気圧は運転席側のドアやドアを開けたときに見えるボディに書いてあります。
http://movie.jaf.or.jp/details/56.html?_ga=2.234993921.1017075455.1525589177-2094327889.1525252423
エコドライブを心がける
タイヤは走行すれば徐々にすり減っていきますが、運転の仕方で随分と減り具合が変わってきます。
タイヤの摩耗が少ない運転=エコドライブにもつながりますので、できる範囲で実践しタイヤ寿命を延ばしてみましょう。
- 必要の無い荷物は卸しておく
- 急加速・急ブレーキ・急ハンドルは避ける
- なるべくブレーキを踏まなくて良いような運転を心がける
必要ない荷物はおろす⇒クルマをなるべく軽くすることでタイヤへの負担が軽減します。
急加速、急ブレーキ、急ハンドルはしない⇒説明のいらないくらい当たり前のことですね。急のつく運転はタイヤの摩耗を早めるばかりでなく安全運転ではありません。危険回避など避けられない場合以外は慎みましょう。
なるべくブレーキを踏まないような運転を心がける⇒ブレーキを踏むという行為はタイヤと路面の摩擦を増やして速度を落とすということになるので、踏まないに越したことはありません。
ブレーキを踏まなくても良い運転について
具体的にどうすればなるべくブレーキを踏まないで運転できるのか?それは、車間距離を詰めずに十分に開けて走行することで可能になります。
特に高速道路では車間距離が近すぎると、前走車のちょっとした速度変化でもすぐブレーキを踏むことになってしまいます。
車間距離を詰めて走ることは、不必要なブレーキ操作が増えるだけでなく追突事故の原因にもなりうる危険な行為です。適正な車間距離を維持して、安全かつスムーズな運転を心がけましょう。
適切な車間距離の目安についてはこちらの記事に詳しく書きましたので、あわせてご覧ください。
一般道路においても車間距離を多くとることで、前走車が右左折等のために減速をしてもアクセルオフの操作だけでブレーキを踏まずにやり過ごすことができます。
ブレーキを踏まないことで、無駄な減速を減らすことにもつながりタイヤの摩耗だけでなく、ブレーキパッドの寿命も延び、再加速の必要も減るので燃費の向上にもつながります。
タイヤの経年劣化を防ぐ方法
タイヤは使用状況や保管の仕方によって劣化の度合いがかなり変わってきます。
どうすれば経年劣化をなるべく防ぐことができるかについて解説します。
紫外線を防ぐ
紫外線を防ぐことは、車に装着した状態でも保管する場合でも大切です。
駐車場が屋外の日当たりのよいところであれば仕方ありませんが、屋内駐車場や日陰であればタイヤの劣化を緩和することが可能です。ボディカバーを使用したり日陰を作るなどして工夫するのもタイヤの寿命を延ばす良い方法です。
タイヤワックスを使用しない
タイヤを黒光りさせてきれいに見せることができるタイヤワックスはタイヤの劣化を早めることにつながります。
タイヤは洗剤やお湯で洗わない
タイヤを洗う際に洗浄力の強い洗剤や温度の高いお湯はタイヤの油分を落としてしまうため劣化を早めるといわれています。
温度変化の少ないところで保管する
冬の間はスタッドレスタイヤを履くなど、季節によって履いたり保管したりする場合はタイヤの保管場所に気を付けましょう。屋外の日が当たりやすいところに積み重ねておくのは温度変化や紫外線の影響を受けやすく劣化を早めます。
保管場所がなく仕方なくベランダ等に置く場合は、タイヤカバーを掛けるなどして直射日光が当たらないように工夫するだけでもタイヤの寿命を延ばすことにつながります。
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