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ガス欠で車が止まったら、まず安全を確保してからJAFか自動車保険のロードサービスに連絡しましょう。どちらに電話しても燃料を届けてもらえます。
ただし、JAF会員と非会員では費用が大きく変わります。非会員がJAFを呼ぶと1万円以上かかることがあります。また、自動車保険のロードサービスには年間の利用回数制限がある場合がほとんどです。
この記事では、ガス欠になったときにまずやるべきこと、JAFと保険のどちらに連絡すべきかの判断基準、費用の違い、主な保険会社の連絡先をまとめました。
ガス欠になったらまずやること
電話をかける前に、まず安全確保が最優先です。

- ハザードランプを点灯する(エンジンが止まっていても点きます)
- できるだけ安全な場所に車を寄せる(路肩、駐車場、広い場所へ)
- 高速道路の場合は三角表示板を車の後方に設置し、ガードレールの外に避難する
- 安全を確保してから、JAFまたは保険会社に電話する
高速道路上での停車は追突事故のリスクが非常に高いです。車内に残らず、必ずガードレールの外に出てください。
JAFと自動車保険のロードサービス、どちらに連絡すべきか
ガス欠で救援を頼める先は、大きく分けてJAFと自動車保険のロードサービスの2つです。
まず自分がどちらに該当するかで判断してください。

- 自動車保険にロードサービスが付帯されている場合
まず保険会社に連絡。多くの保険会社では燃料10Lまで無料で届けてくれます。 - JAF会員の場合
JAFに連絡(#8139)。出動料・作業料は無料です(燃料代は実費)。回数制限もありません。 - 保険のロードサービスもJAF会員もない場合
JAFに非会員として依頼できますが、1万円以上のサービス料がかかります。
JAF会員かつ保険のロードサービスもある場合は、保険のほうから先に使うのが合理的です。
保険のロードサービスは年間の利用回数に上限があることが多いため、ガス欠で1回使ってしまうと、その後のバッテリー上がりやパンクで使えなくなる可能性があります。
ただし「今年はもうトラブルはなさそうだ」と思える状況なら保険を使って燃料代も無料にするほうがお得です。

JAF会員のガス欠対応
JAF会員であれば、ガス欠の救援にかかる出動料・作業料は無料です。届けてもらう燃料の代金だけ実費で支払います。
- 年間の利用回数制限なし
- 一般道でも高速道路でも対応
- バイクのガス欠にも対応(JAFは「車」ではなく「人」にかかるサービスなので、会員証1枚で車もバイクも対象)
- レンタカーや他人の車を運転中でもOK
JAFの連絡先
- 短縮ダイヤル:#8139
- つながらない場合:0570-00-8139
JAF非会員だとガス欠でいくらかかる?
JAFは非会員でも救援を依頼できますが、サービス料がかかります。
ガス欠に限らず、JAFの非会員料金は基本料+作業料の合計で一般道の昼間でも1万円台〜。夜間や高速道路ではさらに高くなります。そこに燃料代の実費も加わります。
※料金は時間帯(昼間8:00〜20:00/夜間20:00〜8:00)、道路の種別(一般道/高速道路)によって異なります。正確な料金はJAF公式サイトの料金案内で確認してください。
一方、JAFの年会費は4,000円(入会金2,000円、5年一括払いなら入会金無料)。非会員料金で1回JAFを呼ぶだけで、年会費の数倍の費用がかかる計算です。
「自分はガス欠なんてしない」と思うかもしれませんが、JAFの出動理由で最も多いのはバッテリー上がり(全体の約40%)で、ガス欠に限らずロードトラブルは誰にでも起こります。古い車に乗っている人、バイクにも乗る人、週末しか車を動かさない人は特にリスクが高いです。
JAF会員なら、ガス欠もバッテリー上がりもパンクも、何回呼んでも出動料・作業料は無料です。
自動車保険のロードサービスでガス欠に対応する場合
多くの自動車保険にはロードサービスが付帯されており、ガス欠時に燃料を届けてくれるサービスが含まれています。
一般的な条件は以下のとおりです。
- 燃料10Lまで無料で届けてくれる保険会社が多い
- ガス欠対応は保険期間中1回までという制限があることが多い
- 契約1年目は燃料代が実費になる保険会社もある(アクサダイレクト、ソニー損保、三井ダイレクト損保など)
- おとなの自動車保険(セゾン自動車火災)はロードサービスがオプション扱い。付帯していなければ使えない
自分の保険にロードサービスが付いているかどうかは、保険証券や保険会社のマイページで確認できます。
なお、保険のロードサービスは契約している車にしか使えません。レンタカーや友人の車を運転中のガス欠には対応できない点に注意してください。この点がJAF(会員本人に紐づくサービス)との大きな違いです。
高速道路でのガス欠は違反になる
高速道路でのガス欠は、道路交通法第75条の10に違反する可能性があります。高速道路に入る前にガソリンの残量を確認し、燃料が十分な状態で走行するのはドライバーの義務です。
違反した場合の反則金は普通車で9,000円、違反点数は2点です。
とはいえ、高速道路上でガス欠になってしまった場合は、まず安全確保を最優先にしてください。
- ハザードランプを点灯し、路肩に寄せる
- 三角表示板を車の後方50m以上に設置する
- 発炎筒があれば使用する
- 車内に残らず、ガードレールの外に退避する
- 安全な場所からJAFまたは保険会社に連絡する
高速道路の路肩に停車した車への追突事故は実際に多く発生しています。車のそばにいるのは非常に危険です。
ガス欠を防ぐためにできること
- 燃料計が4分の1を切ったら給油する習慣をつける
- 高速道路に乗る前、山間部に入る前は満タンにしておく
- サービスエリア間の距離が長い区間(100km以上GSがない区間もある)では早めの給油を意識する
- 古い車は燃料計にズレが出ていることがある。「残り1/4」の表示でも実際にはもっと少ない場合がある
古い車を維持しているとわかることですが、燃料計のセンサーは経年劣化します。
私のNB型ロードスターのような旧車では、メーターの表示をそのまま信じると痛い目を見ることがあります。自分の車の燃料計のクセを把握しておくことも、ガス欠予防のひとつです。
主な保険会社のロードサービス連絡先一覧

以下は主な自動車保険のロードサービス連絡先です(2026年7月時点)。緊急時は保険証券やアプリに記載の番号を優先してください。
代理店型
東京海上日動
ロードアシスト(自動付帯)
0120-119-110
※10Lまで無料
損保ジャパン
ロードアシスタンス(自動付帯)
0120-365-110
※10Lまで無料
三井住友海上
おクルマQQ隊(ロードサービス費用特約をセットで利用可)
0120-096-991
※10Lまで無料
あいおいニッセイ同和損保
あんしん24受付センター(自動付帯)
0120-024-024
※10Lまで無料
共栄火災
レスキューダイヤル助っ人君(自動付帯)
0120-044-787
AIG損保
ロードレスキュー(車両搬送費用特約に付帯)
0120-416-652
※10Lまで無料
日新火災
ドライビングサポート(人身傷害補償保険をセットまたはアサンテ契約車両のみ)
0120-097-365
ダイレクト型(ネット型)
ソニー損保
ロードサービス(自動付帯)
0120-101-789
※契約1年目は燃料代実費、2年目以降は10Lまで無料
SBI損保
SBI損保安心ロードサービス(自動付帯)
0800-2222-581
※10Lまで無料
イーデザイン損保(&e)
ロードサービス(自動付帯)
0120-049-095
※10Lまで無料(契約1年目から利用可)
アクサダイレクト
AXAプレミアムロードサービス(自動付帯)
0120-699-644
※1年目は燃料代実費、2年目以降は10Lまで無料
チューリッヒ
ロードサービス(自動付帯)
0120-860-001
※10Lまで無料
三井ダイレクト損保
ロードサービス(自動付帯)
0120-638-312
※契約1年目は燃料代実費、2年目以降は10Lまで無料
セコム損保
ロードサービス(自動付帯)
0120-210-545
※10Lまでお届け(ガソリン代は実費)
おとなの自動車保険(セゾン自動車火災保険)
ロードアシスタンス(オプション加入者のみ)
0120-00-2446
※10Lまで無料。ロードアシスタンスを付帯していない場合は利用不可
チャブ保険
ロードサービス(人身傷害保険を付帯している場合に利用可)
0120-897-999
※10Lまで無料
共済
こくみん共済 coop(マイカー共済)
マイカー共済ロードサービス(人身傷害補償または車両損害補償を契約している場合に利用可)
0120-889-376
※10Lまで無料
JA共済
JA共済サポートセンター(自動付帯)
0120-063-931
まとめ:ガス欠は備えていれば慌てずに済む
ガス欠は「自分には関係ない」と思いがちなトラブルですが、実際にはJAFの出動理由の上位に入っています。特に高速道路や山間部で止まってしまうと、安全上のリスクも大きくなります。
自動車保険のロードサービスが付帯していれば心強いですが、年間1回の制限があったり、レンタカーには使えなかったりと、カバーしきれない場面もあります。
JAFは「人」にかかるサービスなので、自分の車でもレンタカーでもバイクでも、会員証1枚で対応してもらえます。年会費4,000円で回数制限なし。ガス欠に限らず、バッテリー上がり・パンク・キー閉じ込みなど、あらゆるロードトラブルに対応します。
車もバイクも両方乗る人や、古い車を維持している人にとっては、保険のロードサービスとJAFの併用が最も安心できる組み合わせです。


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