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峠・サーキット遠征で車が壊れたら|JAFのレッカー15km問題と現実的な対策

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サーキット走行会や峠のワインディングが好きな人にとって、「遠出先で車が壊れたらどうするか」は常にある不安です。

JAF会員ならレッカー搬送が無料……ですが、無料なのは15kmまでです。自宅から100km以上離れたサーキットや峠でトラブルが起きた場合、15kmでは最寄りの修理工場にすら届かないことがあります。

この記事では、JAFのレッカー15km問題の現実と、遠征好きの車乗りがどう備えるべきかを整理します。

目次

JAFの無料レッカーは15kmまで

JAF会員のレッカー搬送は、故障現場から最寄りの修理工場まで15kmが無料範囲です。

  • 15kmを超えた分は1kmあたり730円の超過料金がかかる
  • 50km搬送なら超過35km × 730円 = 約25,550円
  • 100km搬送なら超過85km × 730円 = 約62,050円
  • 自宅まで搬送してもらうのではなく、「最寄りの修理可能な工場」までの距離で考える

都市部なら15km圏内にディーラーや修理工場がありますが、サーキットや峠がある場所は山間部が多く、最寄りの修理工場まで30km以上あることも珍しくありません。

サーキット・峠遠征でありがちなトラブル

遠征先でのトラブルは、日常の街乗りとは内容が違います。

  • オーバーヒート:サーキット走行や峠の連続走行で水温が上がりすぎる。旧車は特にリスクが高い
  • ブレーキトラブル:フェードやベーパーロック。サーキット走行後に公道で発生することもある
  • 駆動系の故障:クラッチ滑り、ドライブシャフトの破損など。走行会で酷使した結果として帰路で発生
  • タイヤのバースト:サーキットでの走行でタイヤに負荷がかかり、帰路の高速道路でバースト
  • オイル漏れ・冷却水漏れ:走行後のパーキングで気づくパターンが多い

共通しているのは、帰りの道中で発覚することが多い点です。サーキットの駐車場ならまだ対処の余地がありますが、高速道路の路肩で動けなくなると危険度が一気に上がります。

JAFだけでは足りない場面と対策

JAFの15km無料レッカーでは対応しきれない場面に備えるには、保険のロードサービスとの併用が現実的です。

  • 自動車保険のロードサービスでレッカー距離が長いプランを選ぶ:保険会社によっては50km〜100km、または「最寄りの修理工場まで無制限」のサービスがある
  • JAFは日常のトラブル(バッテリー上がり、パンクなど)に使い、遠出先のレッカーは保険側を使う:役割を分けることで両方のメリットを活かせる
  • JAF提携の保険ならレッカー距離が拡大される場合がある:JAF会員+提携保険で無料搬送距離が伸びるサービスも

保険を選ぶ際に「ロードサービスのレッカー距離」を比較する人は少ないですが、遠出が多い車好きにとってはここが一番効いてくるポイントです。

サーキット走行は保険・JAFの対象になるか

  • サーキット走行中の事故・故障は、自動車保険の補償対象外になることが多い(約款で「競技・曲技」は免責とされている)
  • JAFのロードサービスは公道上のトラブルが対象。サーキット場内(私有地)でのトラブルは対応できない場合がある
  • ただし、サーキットから帰る途中の公道上で壊れた場合は、JAFも保険のロードサービスも通常どおり対応
  • 走行会によってはレッカー手配のサービスが含まれていることもある。参加前に確認しておくと安心

「サーキットで壊れた」と「サーキットの帰りに公道で壊れた」は、保険やJAFの扱いが異なります。走行会に参加するなら、この違いは知っておいたほうがいいです。

私のケース|NB8Cで走行会に行くときの備え

NB8Cロードスターで走行会に参加することがあります。20年以上前の車でサーキットを走るのは楽しいですが、リスクとは常に隣り合わせです。

  • JAF会員証は常に携帯。帰路の公道でのトラブルはJAFに頼れる
  • 自動車保険はレッカー距離が長いプランを選んでいる(JAFの15kmだけでは不安)
  • サーキット場内で自走不能になった場合に備えて、走行会のレッカー手配の有無を事前に確認
  • 最低限の工具と冷却水・オイルの予備を積んでおく

「壊れたらどうしよう」と思いながら走るのではなく、「壊れたときの手順が決まっている」状態にしておくと、走行自体に集中できます。JAFと保険の2重体制は、遠征好きの旧車乗りにとっては精神的な安心材料でもあります。

まとめ:遠出する車好きは「レッカー距離」を基準にロードサービスを選ぶ

  • JAFの無料レッカーは15kmまで。超過は1kmあたり730円
  • サーキットや峠の遠征先では、15kmでは最寄りの修理工場に届かないことがある
  • JAFは日常トラブル用、遠出先のレッカーは保険のロードサービスを使う「2重体制」が合理的
  • サーキット場内のトラブルはJAF・保険ともに対象外の場合あり。走行会のサービスを確認
  • 保険を選ぶときは「レッカー距離」を比較ポイントに入れる

遠出が好きな車乗りほど、ロードサービスの「距離」が効いてきます。JAFの15kmで足りない分は、保険のロードサービスで補う。この組み合わせを知っているかどうかで、遠征時の安心感が大きく変わります。

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この記事を書いた人

仕事でもプライベートでも「安全運転」を意識しながら車とバイクに乗っています。ゴールド免許を4回連続更新中、自動車保険は無事故で20等級を維持。JAF公認モータースポーツにも参戦し、ジムカーナ・ダートトライアル・ラリー(Bライセンス)や富士スピードウェイでの富士チャンピオンレース(Aライセンス)を経験、富士スピードウェイ・袖ヶ浦フォレストレースウェイの走行ライセンスも保有しています。「スポーツ走行と安全運転」は矛盾しないというのが持論です。

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