特別転回のルールと利用のしかた|高速道路に間違えて入ってしまったり目的のインターを通り過ぎてしまっても大丈夫!
「やばい・・高速道路とは思わずに間違えて入ってしまった!!」
「あれ?降りるはずのインターチェンジを通り過ぎてしまった!!」
高速道路はUターンができないので、このようなシチュエーションになってしまったら焦ってしまいますよね。慌ててしまい急停車したり、バックしたりしてはいけません。(とっても危険です!)
また、Uターンして逆走するのはもっと危険!
そんな時には「高速道路の特別転回」をすれば大丈夫。
*特別転回ができないインターチェンジもあるので注意してください。後述します)
高速道路の特別転回とは?
高速道路を使ってドライブに行ったときに、初めて行く場所や時々しか行かない場所の場合、ついうっかり間違えて目的の出口より手前で降りてしまったり、目的のインターチェンジを通り過ぎてしまったことありませんか?
また、初めて走る道路を使っていて、乗るつもりの無い高速道路の入り口へ続く道路へ進んでしまったり・・・
そんな経験をされた方の多くは、そのまま間違えたインターチェンジに入って料金所で通行料金を支払ってしまうケースが多いんです。
あー!降りるとこ通り過ぎちゃった!!どうしよう・・
仕方ないね・・次で降りよう。でも通行料金もったいないね・・・。
といった具合に・・・・。
でも特別転回のルールを知っていれば大丈夫!!
高速道路には特別転回という方法があって、入り口や出口を間違えてしまった場合に料金を支払わずに元のルートに戻ることができるんです。
特別転回を利用するシーン
- 入り口間違え:高速道路の入り口に続く道路に間違えて入ってしまってUターンができない時
- 出口間違え:高速道路の出口を間違えてしまった時
- 通行止め:事故や悪天候などで高速道路が通行止めになった時
入り口を間違えてしまった時
間違って高速道路に入ってしまった場合は、入り口料金所でスタッフのいるレーンもしくは、通行券発券機のインターホンで間違って入ってきてしまった旨を伝えてください。
料金所のスタッフさんが指示してくれますので、指示に従って戻ることができます。
出口を間違えてしまった時
目的の出口を通りすぎてしまった場合などは、次のインターチェンジの料金所の出口に向かいます。
出口料金所で一般用(ETC用出口じゃないほう)で料金所のスタッフに出口を間違えて通りすぎてしまった旨を伝えてください。ETCの場合もETCカードを抜いて一般出口レーンで同じように間違えた旨を伝えてください。
高速道路のスタッフさんの指示に従い降りたインターから再度高速に乗ることができます。この時、間違えて走ってしまった分の通行料金は発生しません。
このシステムを知らずに料金所を出てしまった場合は、普通に通行料金がかかってしまうので知らないと損します。
通行止めに遭ってしまい引き返したいとき
高速道路で「この先通行止め」になってして先に進めず、出発料金所まで戻りたい場合は、料金を徴収されずに出発したインターチェンジまで戻ることができます。
通行止めによって強制的に手前のインターチェンジで降ろされてしまうような場合は、出口間違えの時と同様に一般レーンで、Uターンして戻りたい旨を伝えることで、もと来た高速道路を使って出発したインターチェンジまで無料で戻ることができます。
高速道路やインターチェンジによって特別転回ができないこともあります。
こちらを参考:https://www.c-nexco.co.jp/safety/justincase/mistake/
◎例えば、首都高速や阪神高速などではできません。
https://www.shutoko.jp/use/safety/driver/mistake/
https://www.hanshin-exp.co.jp/drivers/ryoukin/oshirase/tenkai.html
高速道路で間違えてもバックやUターンは禁止
高速道路の特別転回のことを知らないと、焦ってしまい、高速道路上でバックしてしまう場合が結構あるそうです。とても危険ですから出口や入り口を間違えてしまった場合でも、そのまま進んで料金所スタッフに連絡しましょう。
逆走はもってのほか!大事故につながりますので、絶対にやめましょう。